大阪なんばの道頓堀屋台村 祭

秋風がやさしくなる夕暮れ、彩りに誘われて ~道頓堀屋台村祭で出会う、季節の味と街のにぎわい~

更新日:2025.10.20 秋風がやさしくなる夕暮れ、彩りに誘われて  ~道頓堀屋台村祭で出会う、季節の味と街のにぎわい~

日が暮れるのが少しずつ早くなり、
なんばの街にはオレンジ色の装飾やハロウィンのモチーフが目につくようになってきました。
秋の風が心地よく、どこかへ出かけたくなる季節です。

そんなとき、気軽に立ち寄れて、しっかりと“秋のにぎわい”を感じられる場所があります。
それが、道頓堀川沿いに広がる「道頓堀屋台村祭」。

提灯が灯り始めるころ、川面に映る光と屋台の香ばしい匂いに誘われて、自然と足が向いてしまう――そんなスポットです。


街の装いとともに、屋台も秋色に


道頓堀屋台村祭は「365日お祭り気分」をテーマにした屋台空間。
赤い提灯が並ぶアーケードに一歩足を踏み入れれば、たこ焼きや串焼きの香りが漂い、賑やかな笑い声が響きます。

秋は、特に夕方からの時間帯が魅力的。川沿いの風がやわらかくなり、涼しさの中にも心地よさが混じるように。
ハロウィンの装飾と相まって、和と洋のにぎわいが絶妙に混ざり合います。


この秋食べたい、屋台村のおすすめメニュー


◇タコ串|海鮮屋台 おおきに水産
価格:1,000円(税込)
しっかりとした歯ごたえのタコを、炭火で香ばしく焼き上げた串焼き。
素材の旨みを引き出すシンプルな味つけで、ひと口ごとに秋の夜にぴったりの温もりを感じられます。

◇お好み焼き|たこ焼き お好み焼き ちとせ
価格:1,000円(税込)
外は香ばしく焼かれ、中はふんわり。王道の一枚ながら、丁寧に仕上げられた味に思わず笑みがこぼれます。
川沿いの席でのんびりと味わうのも、この季節ならではの楽しみ方。

◇鰻のせ焼きおにぎり|鰻 はせ川
価格:1,000円(税込)
焼き目のついた香ばしいおにぎりに、タレを絡めた鰻をのせた和の一品。
見た目にも季節感があり、小腹を満たしたいときにもぴったりです。

◇鶏串|串カツ おさむちゃん
価格:500円(税込)
鶏肉のジューシーさを引き出す絶妙な焼き加減。
塩でシンプルに味わえば素材の味が際立ち、タレをかければごはんが欲しくなるような濃厚さ。
好みに合わせて選べます。

◇ハモ天|てんぷら翔
価格:700円(税込)
秋が深まるこの時期に嬉しい、はもの天ぷら。
外はサクッと、中はふんわり柔らかく、口の中でほろりとほどけていきます。
温かい天ぷらが、肌寒くなってきた夜にやさしく染み渡ります。


提灯がともる頃、テラスに座ってひと息


屋台のすぐそばには、道頓堀川に面したテラス席が広がっています。
目の前には川、見上げれば赤い提灯、
遠くにネオンの光――そんな非日常の風景の中で過ごす時間は、ただそれだけで特別です。

夕暮れから夜にかけての時間帯は、写真映えスポットとしても人気。
食べて、飲んで、撮って、語って――過ごし方は人それぞれ。だからこそ、
何度でも訪れたくなる場所です。


和文化とハロウィンが共演する週末イベントも


週末を中心に、日本文化の体験イベントが開催されているのも屋台村の魅力。
この時期は、ハロウィンの雰囲気と融合して、にぎやかさがいっそう広がります。

●和太鼓のライブパフォーマンス

●阿波踊りや琉球國祭り太鼓の演舞

●盆踊りや和太鼓体験などの参加型イベント

海外からの観光客にも大好評で、日本と世界が混ざり合う不思議で楽しい空気が流れています。


おわりに


ハロウィンの飾りが街を彩る10月中旬。
にぎやかながらも、どこか落ち着いた空気が漂うこの時期に、
ふと立ち寄って“季節のひととき”を味わえる場所が「道頓堀屋台村祭」です。

遠くへ出かけなくても、ほんの数分歩くだけで出会える非日常。
川のそば、提灯の明かりの下で、気軽に楽しむ秋の屋台時間。

「おでかけするなら」――そんな気分の日に、ぜひ思い出してほしい場所です。


基本情報


施設名:道頓堀屋台村祭

住所:大阪府大阪市中央区宗右衛門町7-7

営業時間:16:00~23:30

定休日:年中無休

アクセス:地下鉄御堂筋線「なんば駅」徒歩5分

公式サイト:https://osaka-yataimura.com

Instagram:@dotonbori.yataimura

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