大阪で昼飲みの穴場を探すなら?天満・京橋・新世界・梅田・難波・十三の使い分け
大阪で昼飲みする場所を探すと、梅田、天満、京橋、新世界、難波など、いくつもの街が候補に出てきます。
どこも飲食店が多い街ですが、昼からの過ごし方は同じではありません。
安く何軒か回るなら天満・京橋、11時前後から飲み始めるなら新世界、雨の日や大阪駅集合なら梅田、観光と一緒なら難波・道頓堀。梅田や難波とは違う昔ながらの飲み屋街を歩きたいなら十三が候補です。
ここでいう「穴場」は、いつ行っても空いている店や、誰にも知られていない店という意味ではありません。人気店だけに狙いを定めず、その日の人数や時間、飲み方に合う店が見つかる街まで含めて紹介します。
大阪の昼飲み穴場は「安さ・時間・過ごし方」で選ぶ場所が変わる
昼飲みで街を決めるときは、飲み始める時間とはしご酒をするかどうかでかなり変わります。
- 安く飲みながら2~3軒回りたい:天満・京橋
- 11時前後から飲み始めたい:新世界
- 大阪駅から大きく移動したくない:梅田
- なんば観光や食べ歩きもしたい:難波・道頓堀
- 有名観光地から離れて飲み屋街を歩きたい:十三
たとえば天満では、天満駅周辺から天神橋筋商店街、裏天満まで飲食店が続きます。難波も裏なんばと道頓堀では店の雰囲気が違うため、同じエリアの中で過ごし方を変えられます。
1軒の人気店だけを目当てにするより、街そのものを決めて出かける方が大阪の昼飲みには合っています。
安く何軒か回りたいなら天満・京橋
天満と京橋は、1軒で長く飲むより、軽く飲んで次へ移る日に使いたい街です。
天満は料理の種類を変えながら歩きたい日。京橋は立ち飲みを交えて短時間で何軒か回りたい日に向いています。
天満は天神橋筋商店街と路地に店が集まり、料理を変えながらはしごしやすい
JR天満駅を出ると、天神橋筋商店街や裏天満まで徒歩で回れます。
天神橋筋商店街は南北約2.6kmに延び、飲食店を含む約600店が並ぶ商店街です。天満駅だけでなく、扇町駅や天神橋筋六丁目駅などからも入れます。
天満で昼から飲むなら、1軒で料理をそろえる必要はありません。
最初は寿司や刺身、次は焼き物やホルモン、最後は軽いアテで一杯という回り方もできます。商店街沿いだけでなく路地にも飲食店があるため、歩きながら店を変える時間まで含めて楽しめる街です。
逆に4~6人で同じテーブルを囲み、腰を据えて飲む日なら、はしご酒にこだわる必要はありません。昼から予約を受けている店を1軒決めておく方が落ち着いて過ごせます。
京橋は駅東側の立ち飲み街で、一人の短時間飲みに向く
京橋はJR、京阪、Osaka Metroが集まるターミナルです。JR京橋駅の北東側には飲食店が密集し、東側には「立ち飲みストリート」と呼ばれる一帯があります。
一人で昼から飲む日や、次の予定まで1時間ほど空いた日に立ち寄りやすいのが京橋です。
立ち飲みなら、一杯と料理を1~2品頼んで切り上げる飲み方もできます。座敷やコース料理の店で長く過ごすより、短い時間で何軒か回りたい人に合います。
ただし、京橋の店がすべて昼営業というわけではありません。平日は夕方から、土日だけ昼からという店もあるため、飲みに行く曜日と時刻は店ごとに見ておきましょう。
早い時間から大阪らしい酒場を楽しむなら新世界
午前中から大阪を歩いていて、「昼まで待たずに一杯飲みたい」という日には新世界があります。
通天閣、ジャンジャン横丁、串カツやどて焼きなどが近い範囲に集まっているため、昼飲みだけを目的に移動する必要がありません。
ジャンジャン横丁周辺は午前から飲める店もあり、早い昼飲みに向く
ジャンジャン横丁は、新世界にある全長約180mの商店街です。串カツや寿司などの飲食店と、昔ながらのゲームセンターや将棋場などが並んでいます。
新世界には営業時間の長い串カツ店もあるため、11時前後から始めたい日にも店があります。
午前中に通天閣周辺を歩き、そのまま串カツとビール。もう少し飲みたければジャンジャン横丁を歩いて次の店へ、という流れなら、昼飲みと観光を分けずに過ごせます。
店によって営業時間や定休日は違うので、午前中から向かう日は営業開始時刻まで見ておく必要があります。
新世界は静けさより、串カツやどて焼きと街のにぎわいまで楽しみたい人向き
新世界は、静かな隠れ家を探す街というより、飲んでいる時間まで大阪観光にしたい日に合います。
通天閣の周辺を歩き、串カツやどて焼きを食べ、ジャンジャン横丁へ入る。食事だけでなく、看板や商店街の雰囲気まで含めて新世界です。
落ち着いた店で日本酒をゆっくり飲む日とは少し違います。
明るいうちから大阪らしい料理をつまみ、街を歩きながらもう1軒行きたい日なら、新世界を選ぶ理由があります。
雨の日や駅近を優先するなら梅田の地下街・大阪駅前ビル
梅田で昼飲みする一番の利点は、大阪駅周辺から離れなくても店が多いことです。
JR大阪駅のほか、阪急・阪神の大阪梅田駅、Osaka Metroの梅田駅・東梅田駅・西梅田駅が集まり、地下にはホワイティうめだや大阪駅前ビル周辺の飲食店があります。
地下街・駅ビルなら移動距離を抑えながら複数の店を探せる
雨の日なら、わざわざ天満や新世界まで移動しなくても、梅田の地下で昼飲みができます。
ホワイティうめだには飲食店が集まっており、泉の広場近くにはバル街「NOMOKA」もあります。NOMOKAエリアは現在11:00~23:00と案内されていますが、営業時間は店ごとに異なります。
大阪駅で集合して地下へ入り、1軒目を出た後も地上へ上がらず別の店へ移る。そんな使い方ができるのは梅田ならではです。
新幹線や空港への移動がある日、昼飲みの前後に買い物をする日、参加する人がそれぞれ別の路線から来る日にも梅田が合います。
観光と同じ動線で飲むなら難波・裏なんば・道頓堀
なんばグランド花月、黒門市場、道頓堀、心斎橋などを回る日なら、昼飲みも難波周辺に入れてしまうと移動が少なく済みます。
同じ難波でも、酒場を歩くなら裏なんば、道頓堀観光と食事を一緒にしたいなら道頓堀と、過ごし方が少し違います。
裏なんばは小さな酒場を歩いて選べ、はしご酒にも向く
裏なんばは、千日前からなんさん通り、黒門市場から髙島屋周辺に広がる飲食店街です。
立ち飲みを含む和洋中100店以上の飲食店があり、数軒を回るはしご酒でも知られています。
1軒目は立ち飲みでビールと一品、次は座って料理を食べる。その後に道頓堀へ歩く、といった過ごし方ができます。
夕方から営業する店もあるので、昼の裏なんばでは「有名な店か」より、行く時間に開いているかどうかが先です。
道頓堀は「静かな穴場」より、観光途中の立ち寄りやすさを優先する人向き
道頓堀は、大阪の昼飲みで「人の少ない場所」を求める人には向きません。グリコサインや大型看板が並び、昼も人が集まる大阪観光の定番です。
その代わり、観光の途中で飲めるのが強みです。
グリコサインを見た後に一杯飲み、食事が終わったら心斎橋や千日前へ歩く。飲まない人が一緒でも、周辺に観光や買い物の予定を入れられます。
すでになんば・道頓堀へ行くことが決まっていて、居酒屋、串カツ、寿司、屋台などから具体的な店を決めたい場合は、なんばで昼飲みも食べ歩きも楽しむときの店選びも参考にしてください。
道頓堀屋台村祭は12時から。料理の好みが分かれるグループでも一か所で選べる
複数人で昼飲みすると、店を決めにくい原因が「酒」ではなく「料理」になることがあります。
串カツが食べたい人、海鮮がいい人、粉ものを食べたい人が一緒なら、単一ジャンルの店では誰かが合わせることになります。
道頓堀 屋台村 祭は現在、毎日12:00~23:30営業で入場無料です。なんば駅や大阪難波駅から徒歩圏内にあり、1階にはテーブル席やテラス席、2階にもテーブル席があります。席の予約にも対応しています。
施設内には海鮮、串カツ、天ぷら、たこ焼き・お好み焼き、バーガーなど複数ジャンルの屋台があります。
同じテーブルに座りながら、それぞれ別の店から料理を選べるので、「全員が食べたいものが違う」という日の昼飲みに使えます。
現在の店舗と料理は道頓堀 屋台村 祭のフードメニューで確認できます。
有名観光地を外して昔ながらの酒場を探すなら十三
梅田や難波から少し離れ、昔ながらの飲み屋街を歩きたいなら十三があります。
十三は阪急十三駅の周辺に飲食店が集まる歓楽街です。梅田から阪急線で移動でき、立ち飲み居酒屋などもあります。
十三駅周辺の商店街には大衆酒場が集まり、ローカルな飲み歩きに向く
十三では、道頓堀の大型看板や新世界の通天閣のような観光スポットを回る昼飲みとは違う時間を過ごせます。
駅を降りて商店街や路地を歩き、大衆酒場や立ち飲みに入る。飲み屋街そのものを目的地にしたい日なら、梅田から十三まで足を延ばすのもありです。
一方、昼から営業しているかどうかは店ごとに違います。
「十三へ行けば昼からどこでも飲める」と考えず、最初の1軒だけは当日の営業時間を見てから向かう方が確実です。
「穴場だった」を外さないために店名より先に見る3条件
街が決まった後、店を見るときに外せないのが「何時から酒を頼めるか」「席のタイプ」「実際にいくらかかるか」の3つです。
昼営業をしていることと、昼から普段どおり飲めることは同じではありません。
11時台から飲みたいなら、ランチ営業時間ではなく酒を注文できる時間まで見る
11時開店の店でも、昼はランチメニューが中心だったり、酒や一品料理の提供時間が別だったりすることがあります。
11時から飲むなら、
- 開店直後からアルコールを注文できるか
- 昼も通常の一品料理を頼めるか
- ハッピーアワーがあるなら何時からか
まで見ておきます。
14時からなら選べる店でも、11時にはまだ営業していないことがあります。特に新世界、京橋、十三で早い時間から飲む日は、曜日ごとの営業時間まで見てから向かいましょう。
一人なら立ち飲み・カウンター、複数人なら座席と予約可否で絞る
一人で30分から1時間だけ飲むなら、立ち飲みやカウンター席でも十分です。
ビールと一品だけ頼んで次へ移るなら、天満や京橋、裏なんばの立ち飲みも選択肢に入ります。
4人、5人と人数が増えると事情が変わります。
全員が同じテーブルに座れるか。昼も席予約を受けているか。週末でもまとまった席を取れるか。このあたりまで見て店を決めた方が現地で困りません。
道頓堀 屋台村 祭も席予約に対応しています。難波・道頓堀を複数人で回る場合は、営業時間・座席・予約方法などの最新情報を事前に見られます。
安さはドリンク単価だけでなく、お通し・席料・フード条件まで含めて比べる
「生ビール300円」と書かれていても、それだけで会計は決まりません。
一杯だけ飲むなら、お通しや席料が加わる店ではドリンク価格以上に総額が変わります。逆に2~3人で料理を何品も頼むなら、酒が数十円安いかどうかより、一品料理の価格や量の方が会計への影響は大きくなります。
立ち飲みを2~3軒回る日は、最初の店で料理を頼みすぎない。
一人で一杯だけなら、お通しや席料まで含めて考える。
グループで1軒に腰を据えるなら、酒の値段より料理を含めた一人あたりの予算を見る。
昼飲みの「安い店」は、飲み方によって変わります。
