ジーマは何のお酒?ビールとの違い・味・度数・飲み方を解説
透明な瓶に入ったジーマ(ZIMA)は、見た目だけでは何のお酒なのか少し分かりにくい商品です。瓶から直接飲むスタイルもあり、「ビールの仲間?」「チューハイのようなお酒?」と迷うことがあります。
現在日本で販売されているジーマは、ビールではなく「リキュール(発泡性)①」に分類されるアルコール4%のRTDです。
スピリッツにりんご果汁や糖類を加え、炭酸、酸味、香りをつけています。麦芽やホップの苦味が中心になるビールとは、原料も味わいも違います。
甘味と酸味、炭酸のあるタイプなので、ビールの苦味を避けたいときには合わせやすい一方、甘くないお酒や強い飲みごたえが好きな人には軽く感じることがあります。
ジーマはビールではなく、アルコール4%の発泡性リキュール
現在、白鶴酒造が日本で輸入販売しているZIMAの商品表示は「リキュール(発泡性)①」です。
ビールではありません。
瓶の形や炭酸のある飲み口はビールと似ていますが、中身を見ると違いがはっきりします。
スピリッツとりんご果汁などから作られたRTD
白鶴酒造のZIMA Bottleの商品情報では、原材料は次のように表示されています。
- スピリッツ
- りんご果汁
- 糖類
- 炭酸ガス
- 酸味料
- 香料
アルコール度数は4%です。
ジーマはRTDと呼ばれるタイプのお酒でもあります。
RTDは「Ready to Drink」の略で、自分でお酒と割り材を混ぜなくても、容器を開ければそのまま飲めるように作られたお酒です。缶チューハイやスミノフアイスなども、このタイプに含まれます。
ビールとは原料も味の軸も違う
ビールでは麦芽やホップの風味、苦味を感じますが、現在のジーマの原材料表示には麦芽やホップがありません。
白鶴酒造はZIMAについて、リンゴ、オレンジ、シトラスなどをミックスしたフルーティーでクリアなライトスパークリングと説明しています。
ビールのような苦味が味の中心ではなく、果実を思わせる甘味や酸味に炭酸が重なるのがジーマの方向性です。
ビールの味や度数と比べたい場合は、ハイネケンの味・度数・特徴を解説した記事も参考になります。
ジーマの度数は現在4%。4.5%と書かれた情報との違いは?
現在販売されているZIMA BottleとZIMA Canは、どちらもアルコール4%です。
それでも検索すると「ジーマは4.5%」という情報が見つかります。
以前のZIMAが実際に4.5%だったためです。
2018年のモルソン・クアーズ・ジャパンの商品情報では、ZIMAのアルコール度数は4.5%でした。
その後、2019年の商品情報では4%となっており、現在、白鶴酒造が販売している商品も4%です。
4.5%という数字が誤情報なのではなく、以前の商品仕様が現在も検索結果に残っています。
現在販売されているジーマについて知りたい場合は、4%を基準にできます。
瓶275mlと缶330mlはどちらもアルコール4%
現在のZIMAには瓶と缶があります。
- ZIMA Bottle 275ml・4%・税込327円
- ZIMA Can 330ml・4%・税込272円
価格は白鶴酒造の公式商品ページに掲載されている税込価格です。実際の販売価格は購入先によって変わります。
度数と原材料は瓶も缶も同じですが、缶は瓶より55ml多いため、1本を飲み切ったときのアルコール量は同じではありません。
厚生労働省が示す純アルコール量の計算方法で算出すると、
- 275ml瓶・4% 約8.8g
- 330ml缶・4% 約10.6g
となります。
同じ4%でも、330ml缶を1本飲む方が摂るアルコール量は多くなります。
4%なら5%のビールよりアルコール濃度は少し低い
ジーマの4%は、5%のビールと比べるとアルコール濃度が1ポイント低い数字です。
350ml・5%のビールなら純アルコール量は約14g。ZIMA Bottle 275mlなら約8.8g、ZIMA Can 330mlなら約10.6gです。
350ml・5%のビール1本と比べれば、ZIMAは瓶・缶ともに1本あたりの純アルコール量が少なくなります。
度数だけでは実際に摂るアルコール量は決まらないので、容量も合わせて見る必要があります。
ジーマは甘い?すっきり?実際の味と向いている人
ジーマを「甘い」と感じるか「すっきりしている」と感じるかは、普段何を飲んでいるかによって印象が変わります。
原材料にはりんご果汁と糖類が使われており甘味がありますが、酸味と炭酸も加わっています。
ハイボールや辛口のお酒と比べれば甘味が目立ちます。反対に、甘さの強いカクテルと比べれば、酸味や炭酸の印象が前に出ます。
甘味に酸味と炭酸が重なる味
ジーマは、甘さだけが前に出る濃厚なリキュールとは少し違います。
りんご果汁や糖類による甘味に、酸味と炭酸が加わった味です。
ビールの苦味は避けたいけれど、炭酸のあるお酒が飲みたいときには合わせやすいタイプです。
反対に、
- 焼酎の水割り
- 辛口のハイボール
- 苦味のあるビール
など、甘味を抑えたお酒が好きなら、ジーマの甘さが気になることがあります。
ビールの苦味が苦手な人と、ドライなお酒が好きな人では選び方が変わる
「ビールは苦いけれど、炭酸のあるお酒は飲みたい」という人なら、ジーマはビールとはかなり違う味を選べます。
ホップの苦味が中心ではなく、甘味、酸味、果実感のある炭酸系だからです。
逆に、ビールの麦芽感や苦味、しっかりした飲みごたえを求めるなら、ジーマは軽く感じることがあります。
苦味より甘酸っぱさを取りたいか、甘さより苦味やドライさを取りたいかで選ぶと、自分に合う方が見えてきます。
ジーマのレモンはどうする?瓶に挿すのが定番の飲み方
ZIMAは、冷やした瓶にカットレモンを挿して飲むスタイルが定番です。
白鶴酒造もこの飲み方を案内しています。
よく冷やしたジーマにカットレモンを挿して直接飲む
白鶴酒造は、ZIMAをよく冷やし、カットレモンを挿してボトルから直接飲むスタイルを紹介しています。
ZIMAの甘味や酸味に、レモンの香りと酸味を重ねて飲めます。
レモンは瓶の中に入れる?
飲み口にレモンが付いて出てくると、「このまま飲むのか、瓶の中へ落とすのか」と迷うことがあります。
公式で案内されているのは、カットレモンを瓶の飲み口に挿して、そのまま飲むスタイルです。
瓶の中へ無理に押し込む必要はありません。飲み口にレモンを挿したまま、ボトルから直接飲めます。
同じように瓶へ柑橘を合わせるお酒として知られるコロナビールについては、コロナビールのライムの入れ方と飲み方で詳しく紹介しています。
レモンなしでもそのまま飲める
レモンを用意しなくても、ZIMAはそのまま飲めます。
もともと栓を開ければ飲めるRTDだからです。
まずZIMAそのものの味を飲むならレモンなし、柑橘の香りや酸味を加えたいならカットレモンを挿す、という違いで選べます。
ジーマは瓶と缶のどちらを選ぶ?容量・価格・飲み方の違い
瓶も缶も、原材料とアルコール度数は同じです。
違うのは容量、容器、価格と、レモンを挿す定番スタイルをそのまま楽しめるかどうかです。
瓶は275ml・税込327円、缶は330ml・税込272円。缶の方が55ml多くなっています。
レモンを挿してボトルから飲むなら瓶、容量で選ぶなら缶
ZIMAの定番である「レモンを挿してボトルから直接飲む」スタイルなら275ml瓶が合います。
330ml缶は瓶より内容量が多いため、レモンを挿す飲み方にこだわらず、容量で選びたい場合はこちらが候補になります。
瓶と缶で味が違うという感想もありますが、現在の公式商品情報では原材料と度数は共通です。
味が違う商品として選ぶより、容量と容器、ボトルで飲みたいかどうかで決める方が実際の商品差に合っています。
ジーマは販売終了していない|2021年末に出荷中止、2023年に日本で販売再開
ZIMAは2021年末に日本国内への出荷を一度中止しました。
その後、白鶴酒造が日本国内での独占輸入販売契約を結び、2023年3月31日から全国販売を再開しています。
現在も白鶴酒造のZIMA商品ラインアップには、瓶と缶の両方が掲載されています。
- 2021年末 日本での出荷を中止
- 2023年3月31日 白鶴酒造を通じて全国販売を再開
- 現在 瓶275ml、缶330mlを販売
「ジーマは販売終了した」という情報は、出荷が一度止まった時期のものです。現在は日本で販売されています。
道頓堀 屋台村 祭ではジーマを500円で提供
道頓堀 屋台村 祭の「かんぱい酒場1F」では、ジーマを500円(税込)で提供しています。
ハイネケンやコロナビール、スミノフ、クライナー、チャミスルなどもメニューにあるため、ビールの苦味があるもの、甘酸っぱい炭酸系、度数の違うお酒からその日の好みに合わせて選べます。
ジーマは、ビールの苦味より甘味と酸味のある炭酸系を飲みたいときや、レモンを挿したボトルスタイルを試したいときに選びやすい一杯です。
道頓堀 屋台村 祭で提供しているジーマと現在のドリンク料金を見るから、ほかのドリンクも含めたメニューを確認できます。
